2016年7月27日水曜日

なぜロイヤルのフェイス攻勢にやられてしまう人が多いのか?

 今回は実戦的な話を1つ。

 2chのスマホアプリ板ではフェイスロイヤルとかアグロロイヤルとかロイヤル全般も含めて、ロイヤルガイジとかいう蔑称で呼んでいます。

 要は開幕からフォロワー連打されて負けてゲーム終わってしまうのが気に食わないから害児呼ばわりです。
 手札事故や先攻ゲーになりがちなシステムも手伝ってヘイトは凄まじく溜まっているらしいですね。

 しかし、よくよく考えてほしいんですが。
 先攻だけ勝てるデッキを使ったところで勝率は50%にしかなりません。

 そんなデッキでえんえん戦ったところで勝ち負けの上下が大差なく、連勝ボーナスもなくなるAランク~では昇格が難しいです。
 結局は後攻でも勝たなければなりません。

 何が言いたいかと言うと、こういう人たちがガイジ呼ばわりしているような速攻デッキに対処できなければ、一生ランクは上がりませんよってことです。
 自分で雑魚プレーやって先攻でしか勝てないようなゲームやってても絶対楽しくないと思うし、それで相手を侮蔑して攻撃しまくっても現状打破には程遠いと思うのよ。

 結局は「ガイジに対処できねーてめぇがガイジなんだよ」の一言でおしまいですね。



【なぜロイヤルのフェイス速攻が決まるのか?】


 まず、「なぜロイヤルのフェイスが決まるのか?」これを考えるところから始めなければなりません。

 普通に考えたら、一生顔だけ攻撃してゲームが終わるなんてことは通常ありえません。
 そのためにこちらはフォロワーを出して応戦したり、守護で攻撃を食い止め、ダメージスペルで倒したりします。
 それによって相手の手数が減れば、フェイスアタックは止まるということです。

 要するに、あなたがフォロワーを出さず、守護を出して守らず、ダメージスペルを撃たなければ、相手のロイヤルにフェイスアタックを連打されてしまうということが言えます。

 これはもう、まったく基本的なことなのですが、なぜ基本に忠実なプレーができないのか、僕は理解に苦しみます。

 具体例を言います。

 あなたが後攻のとき、進化可能になって場を切り返せるようになるまで、先攻が有利に試合を進めます。
 後攻はEPが3あるので、進化可能になれば、先攻に比べて著しく不利にはなりません。
 進化可能になるまでは4ターンかかり、3ターン目までは進化なしで戦わなければなりません。

 この前提で、フェイスがぶっ刺さる代表的な立ち回りを書きます。


 エルフ 1Tフェアリーサークル、2T収穫祭、3Tウォーターフェアリー、フェアリー、フェアリー。

 ドラゴン 1T何もしない、2T竜の託宣、3Tドラゴンナイト・アイラ

 ビショップ 1T詠唱・聖なる願い、2T守護の陽光、3Tプリズムプリースト


 こういうの身に覚えがありませんか?

 共通するのは、「3ターン目までフォロワーを出さない」「2ターン目までアミュレットを置いたり、サポートスペルを使用する」「出したフォロワーが疾走や守護ではない」という特有の行動です。

 3ターン目に出したフォロワーは攻撃不能なので、先攻から見れば、4ターン目まで顔を殴り放題になってしまうということです。

 いやもちろん、手札事故でどーーーしてもこういう行動になってしまったってなら分かりますが。
 最初からこの行動を後攻でするのが正しいと思っているならば大問題です。

 正直言ってこんなのは舐めプです。

 お前が舐めプしてるからには相手は全力で顔パンして分からせに来る。まったく当然のことです。
 このような立ち回りをしてロイヤルをガイジ呼ばわりするのは絶対ダメです。
 まともな立ち回りしてる相手に失礼ですよ。

 正直いって実戦の場でこういう立ち回りを見せられるのは対戦相手としても心苦しいものがあります。
 なぜなら勝って当然、もはや勝ち確だからです。
 相手は一刻も早くリタイアしてくれないかなーとか、時間の無駄なんだよなー、とか思ってます。

 では、それがなぜかを次で説明します。



【ロイヤルが完全なフェイスを決めた場合、どうなってしまうのか?】


 私の研究により、まあ現実は引きにより多少の食い違いありますが、現行のロイヤルで先攻フェイスを決めるパターンは以下の3種類あります。

 以下はすべて、先に書いたように先攻4Tまで相手が無防備だった場合の流れです。


①1Tクイックブレーダー、2T不屈の兵士、3Tフェンサー、4Tホワイトジェネラル


 1T目にクイックブレーダーを出して疾走フェイスアタックで1点。
 2T目に不屈の兵士を出し、クイックブレーダーで顔殴って1点。
 3T目にフェンサーを出し、不屈の兵士に+1/+1をかける。不屈の兵士の1ターン限定+1/+0能力と合わせて4/3になり、2人で顔殴って5点。
 4T目にホワイトジェネラルを出し、不屈の兵士に+2/+0をかける。不屈の兵士の1ターン限定+1/+0能力と合わせて6/3になり、3人で顔殴って9点。

 以上、先攻4T終了時点で相手の顔に16ダメージ入る。相手が後攻4Tで守護を出さなければ、仮に5/3の不屈の兵士が倒されても、攻撃2点~の誰かを進化させて顔を攻撃し、5ターンでリーダーキルされる。

 不屈の兵士の指揮官出撃による攻撃力上昇と、指揮官の攻撃力アップを組み合わせた、典型的な不屈バフ型フェイスコンボ。


②1Tクイックブレーダー、2T歴戦のランサー、3Tノーヴィストルーパー、4Tホワイトジェネラル



 1T目にクイックブレーダーを出して疾走フェイスアタックで1点。
 2T目に歴戦のランサーを出し、クイックブレーダーで顔殴って1点。
 3T目に疾走のノーヴィストルーパーを出し、3人で顔殴って5点。
 4T目にホワイトジェネラルを出し、ノーヴィストルーパーに+2/+0をかける。トルーパーは4/2になり、3人で顔殴って7点。

 以上、先攻4T終了時点で相手の顔に14ダメージ入る。相手が後攻4Tで守護を出さず、合計攻撃が4点になるように味方が生き残れば、進化して顔を攻撃し、5ターンでリーダーキルされる。

 3Tで疾走を出すことで即座に顔パンを入れてダメージを稼ぎ、5Tでのキルに繋げていく典型的な疾走型フェイスコンボ。


③1Tヴァンガード、2Tオースレスナイト、3Tアセンティックナイト、4T激励の舞



 1T目にヴァンガードを出す。
 2T目にオースレスナイトでナイトを出し、ヴァンガードで顔殴って1点。
 3T目にアセンティックナイトでへヴィーナイトを出し、3人で顔殴って3点。
 4T目に激励の舞を撃ち、5人を+1/+1する。5人で顔殴って10点。

 以上、先攻4T終了時点で相手の顔に14ダメージ入る。相手が後攻4Tで守護を出さず、合計攻撃が4点になるように味方が(2人)生き残れば、進化して顔を攻撃し、5ターンでリーダーキルされる。

 3Tまではただ並べてるだけだが4Tからいきなり牙を剥く。激励の舞で攻撃力倍増して10点攻撃することで一気にリーチへと追い込む。主に私が得意とする激励型フェイスコンボ。



 要するにお前はもう死んでいるってことです。

 フォロワーをいつまでも出さないで、除去もやらないで、守護でガードすらしないでいると、このような悲惨な目に遭ってしまいます。



【ならば、どうすれば良かったのか?】


 まず基本的なことは、毎ターンフォロワーを出すことです。

 上の3パターンはいずれも、4ターン目までに死ぬことはありません。

 フォロワーを出せば、相打ちを繰り返してでも相手の攻めを阻止することができます。
 相手が有利交換を狙ってフォロワーを攻撃すれば、少なくともライフは守られます。
 後攻4ターン目でもライフ半分は残り、そこから切り返していくことができます。

 とにかく何でもいいから1ターン目から戦えるカードをデッキに入れましょう。
 0枚なんてのはもってのほか。6枚がおすすめです。


 次に大事なことは、序盤にダメージスペルを持つことです。

 2点ダメージのスペルは多くの勢力に用意されています。
 厄介な不屈の兵士や歴戦のランサーを後攻2Tで排除できれば、それでフェイスの戦略を崩すことができます。

 勢力的な事情で1コストのフォロワーが足りなくても、ダメージスペルを入れておけば、わりかし捌きやすくなると思います。


 なるべく守護を出すことも大事です。

 スネークプリーストやシールドエンジェルなどで固めてしまえば、それが死ぬまではライフを確実に守り切ることができます。

 ここで注意するべきはベルエンジェルです。

 攻撃力が0なので、相手の数が減りません。
 確かにラストワードで1ドローできるし守護ですが、顔ダメージが2点減るだけで根本的な解決にならない可能性もあります。
 よく考えて出すかどうか決めましょう。



【つまり、ロイヤルにやられるガイジ?】


 ここまで書けばお察しだと思いますが、いわゆるロイヤルのフェイスというものは「初心者にしか通用しない」デッキです。

 基本的にはここからミッドレンジに派生してオーレリアとかセージコマンダーとかで戦っていくべき存在です。
 その時間帯ならいかなる勢力もロイヤルに不利とは言えません。

 フェイスに簡単にやられているのはデッキを組んだ時点で刺さっていることも多く、それはもはや自己責任だと言えます。

 託宣やアミュレットにしたって3T以降に撃ったっていいわけです。
 何でもかんでも最速2Tで撃たなければいけないわけではない。
 フォロワーが出せるなら対面先攻ロイヤルにはそっちを優先しなければなりません。

 相手をガイジ呼ばわりする前に、自分の立ち回りとデッキをしっかり見直しましょう。


 おしまい。










 


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